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Audiostockからの収入が10万円を超えたので、Audiostockの攻略方法を自分なりに整理してみました。

最近Audiostockにはあまり曲をアップしていないのですが、それでも毎月お金が入ってくるのは有り難いです。

最初に「Audiostock」とは何かというと、自分の作った曲などを販売して収入を得ることができるサービスです。

一般的な楽曲販売と異なり、購入者はYouTube、ゲーム、動画などで、購入した音楽などを著作権を気にすることなく利用することができます。

音楽を作る側として「Audiostock」を利用するメリットですが、音楽をやっていると機材やDAWのプラグインなどの購入で出費がかさむことも少なくないと思います。

そのような時に頼りになるのが「Audiostock」などの音楽・効果音の配信サイトです。

「Audiostock」では、自分の作った曲を販売することで毎月お金が入ってくるようになるので、

① 「Audiostock」からお金が入ってくる
② そのお金で機材やプラグインなどを買う
③ 機材やプラグインを使って「Audiostock」で曲や効果音を販売する
① 「Audiostock」からお金が入ってくる

(・・・以下、無限ループ)

という感じで、軌道に乗ると半永久的に自分の好きな機材やDAWを買い続けることができますし、楽曲制作やミックスなどの勉強にもなります。

私は5ヶ月間くらい土日を使って「Audiostock」に曲や効果音をアップし続けたのですが、今では月に5000円から1万円程度の収入が入ってくるようになっています。

「5000円から1万円」というと小さい金額にも思えますが、1ヶ月か2ヶ月でコンパクトエフェクター1個を買えるくらいの金額になりますし、半年でDAWやプラグインのバンドルを、1年で品質の良いギターなどを楽器を買えるくらいの金額になります。

自分が高校生の時に「Audiostock」をやって毎月5000円から1万円が入ってきたら鼻血出してたかも。。。

しかも、YouTubeやブログと違って、投稿をしなくても毎月入ってくる額はあまり減らないので、一度頑張って曲や効果音をアップすると、その後に定期的に不労収入のような形でお金が入ってくるのも有り難いです。

しかし、最初の頃は「Audiostock」にいくら曲などをアップロードしても全く売れないという時期もあり、「Audiostock」で曲を販売するためには、コツのようなものが必要だと思います。

そこで、「Audiostock」などで曲などを売るためコツを整理をしてみました。


  • ◆審査の通し方

まず「Audiostock」などのサイトには楽曲等の審査があり、この審査に通らないと曲を販売することはできません。

海外のサイト(AudioJungleなど)に比べると「Audiostock」の審査はかなり良心的で、審査の基準も比較的はっきりしているので、一定程度のクオリティがあり、きちんとルールを守って曲などを作れば、審査に落ちるということはないと思います。

「Audiostock」で審査に落ちる主な理由は以下のとおりです。

① 音色や音圧が商用レベルに達していない(音がショボイ)

② ノイズが混ざっている

③ 冒頭の無音部分が長い、又は途中から始まっているような印象がある

④ 最後の残響言(フェードアウト処理)が途切れている

それぞれについて、審査に落ちる理由の詳しい内容と対策について説明したいと思います。


  • ① 音色や音圧が商用レベルに達していない(音がショボイ)

使われている音が安っぽかったり古すぎる音だと審査に落ちることがあります。

またマキシマイザーで適切に音圧の処理をしていないと審査に落ちることもあります。

この対策は比較的簡単で質のよいプラグイン(インストルメント、エフェクト)を使えば良いだけです。

プロであれば安いプラグインや無料のプラグインを使っても品質の良い音を作れたりすると思いますが、経験が少ない人が簡単に良い音を出したいのであれば、定番と言われている音源やエフェクトを普通に使えば、商用レベルの音は作ることができます。

CubaseやLogicなどのDAWには、最初から品質が良いプラグインが入っているので、それでも一定の品質の曲を作ることは可能ですが、DAWに入っているプラグイン以外にも使い勝手の良いものが多数販売されているので、効率を考えるのであれば他のプラグインを用意したほうが作業は楽になりますし、初心者でも簡単に曲や効果音を作りやすくなります。

定番のプラグインはいくつかありますが、IK Multimediaの「Total Studio MAX」という製品は、たまにセールでとんでもなく安くなっていることがあり、インストルメントもエフェクトも大量に入っているので、欲しい時期とセールの時期が重なればおすすめです。



Native Instrumentsの「Komplete」も定番のプラグインで、インストルメントは「Total Studio MAX」に入っているものよりも「Komplete」に入っているもののほうが音が良かったりします。



「Komplete」はエフェクト系のプラグインの数がそれほど多くないのに対し、「Total Studio MAX」には「T-RackS」という非常に強力なエフェクトのバンドルが入っているので、どちらか1つで全部済ませたいという場合には「Total Studio MAX」のほうが都合が良いかも知れません。



もっと安いもののほうが良いという場合には、「Waves」がプラグインを安くバラ売りしているので、必要なものだけを少しずつ買い足していくということも可能です。(ただし、バラ買いをすると、後から見ればバンドルを買ったほうが安かったという事態になることもあります。)



「Waves」は1年中セールをやっているので、セールに惑わされずに少し時間をかけて安い時期を見極めたほうが良いです。

最安値だと思っても、1ヶ月後にさらに安くなるなんてことはよくありますからね。






  • ② ノイズが混ざっている

次に審査に落ちる理由として良くあるのが「ノイズが混ざっている」というもの。

マイクを使って声を録音した場合や、楽器の音を録音した場合には、ノイズが混ざっていないか注意が必要です。

録音をしていない場合でも、プラグインにもともと混ざっている音が「ノイズ」と判定されてしまうこともあります。

ノイズ対策としては録音環境に注意をしたり、良いマイクを使ったり、プラグインを変えたりと様々な方法がありますが、一番手っ取り早いのは、ノイズを除去してくれるプラグインを導入することです。

ノイズ除去用のプラグインは色々とありますがiZotope 「RX」シリーズが定番かなと思います。






  • ③ 冒頭の無音部分が長い、又は途中から始まっているような印象がある

次に、「Audiostock」で審査に落ちる理由として良くあるのが、「冒頭の無音部分が長い、又は途中から始まっているような印象がある」というものです。

「冒頭の無音部分が長い」の対策は簡単で、DAWでエンコードする開始位置を調整すれば良いだけです。

「途中から始まっているような印象がある」の対策は曲や効果音ごとに処理が違うのですが、フェードインをさせたり、構成自体を変えたりすることで対応可能です。



  • ④ 最後の残響言(フェードアウト処理)が途切れている

「Audiostock」の審査では、最後の残響言(フェードアウト処理)が途切れていると落とされます。

これも対策は簡単で、マスターボリュームのオートメーションで音量が少しずつ小さくなるようにして、エンドマーカーよりも前にマスターボリュームが0になるようにしてあげるだけです。

大量に曲や効果音を作っていると、この最後のフェードアウト処理を忘れてしまうことがあるので注意が必要です。



  • ◆「曲」(BGM)にこだわらない

「Audiostock」で音楽を販売しようと考えた時に、多くの人は「BGM」や「歌もの」の音楽を販売しよう考えると思います。

しかし、「Audiostock」の「BGM」や「歌」のジャンルは猛者達が既に多くのクオリティの高い曲を数多くアップロードしているので、最初のうちは「BGM」や「歌」をアップロードしても、なかなか売れないということもあると思います。

「Audiostock」では「BGM」や「歌」というジャンル以外にも、「効果音」「ボイス」というジャンルがあります。

実際にアップロードをしてみた実感としては、「BGM」のジャンルに比べると「効果音」「ボイス」は、競争率がやや小さいように思います。

この中でも「効果音」のジャンルは海外のスタジオが作成した効果音が大量にアップロードされているのでやや競争率は高めですが、海外の人は日本語の「ボイス」は作るのが難しいということや「ボイス」を作るためにはマイクが必要であるということもあり、「ボイス」のジャンルはまだアップロードされている数が少ないように思われます。

ただ、「効果音」「ボイス」は単価が低めで薄利多売的な面もあるので、最初のうちは「効果音」や「ボイス」などからチャレンジしてみて、コツが掴めてきたら単価が高い「BGM」や「歌」に切り替えていくという方法が良いのではないかと思います。


  • ◆自分の作りたいものを作ってみる

「Audiostock」の攻略方法として良く言われるのは「売れていそうな曲と同じような雰囲気の曲を作る」というものです。

確かにそのとおりだとは思うのですが、自分的には敢えて逆の発想をしたほうが良いと思っています。

自分の作りたい音楽と「Audiostock」で売れている曲のジャンルが一致すれば良いことなのですが、「Audiostock」で売れているジャンルの曲は競争が激しいレッドオーシャンになっていることも多く、売れている曲と同じような雰囲気の曲を作ったからといって売れるとは限りません。

なので、個人的には最初のうちは「自分の作りたいもの」を、色々なジャンルに分けていくつも作ってみるのが良いと思います。

そうすると、「意外にこういうのが売れるんだ」という感覚が掴めてきますし、競争率の低いブルーオーシャン的なジャンルが見つかることもあります。

また「売れそうな曲」ばかりを作るというのは結構苦痛な作業で長続きしにくいのですが、「自分の作りたいもの」であれば苦痛なく作業を続けられますので、結果的に収益の増加にもつながります。



  • ◆タイトルや詳細説明欄はきちんと考えて書く

Audiostockのタイトルはいわば「顔」のような存在なので重要なのは当然ですが、詳細説明欄を参考にしている人も意外に少なくありません。

タイトルや詳細説明欄には、その曲や効果音が、どのような用途で使えるのか、どのようなイメージなのかが分るように工夫して書いたほうが良いです。

また「Audiostock」でBGMなどを購入する人は音楽業界的な用語に詳しいとは限らないため、専門的な用語は避けたほうが良いと思います。