DTMを始めるにあたって必要なのがパソコン。

最近はiPadやスマホでも使えるDAWも出てきましたが、やはり小さい画面でDAWを動かすのは辛いですし、プラグインを使うことなどを考えると、やはりPCは必要です。

Macユーザーは選択肢が少ないので、どのMacを買うか悩むことはあまりないと思います。

それに対し、Windowsは、スペックもメーカーも様々なので、どこで、どのPCを買うか悩むことが多いと思います。


WindowsのPCを買う時は、「マウスコンピューター」というメーカーがコスパが良く、メジャーだと思います。

ただ、個人的に他にもコスパが良いと思うメーカーがあります。


デスクトップ限定ですが、「STORM(ストーム)」という会社です。






聞いたことがないという人がほとんどだと思いますが、「STORM」は高スペックのPCを安くカスタマイズできるので、大学や大企業などでも、「STORM」からPCを購入しているところが結構あります。











DTMをやる場合、PCのスペックは

・CPUはIntelであれば「Core i5以上」、Ryzenであれば型番は3000番以上

・メモリは16GBは欲しい

・ストレージはHDではなく「SSD」、できれば1TB以上は欲しい

というところです。


「STORM」でこの条件を満たす最低限の構成カスタマイズすると

09-01
09-02
09-03
09-04
09-05
09-06





8万4260円(税込み)

安い。

時期や機種によってはもう少し安くなるかも。

この構成では、モニター、マウス、キーボードは入っていないので、別途購入する必要があります。

モニターは他のサイトで中古だと1万円以下のものがありますし、新品でも24型を2万円以下で買えると思います。

マウス、キーボードはAmazonなどでそれぞれ1000~2000円あれば最低限のものは買えるので、10万円くらいあれば、余裕を持ってDTMができるPCを用意することができます。




せっかく性能の良いPCを買うなら、ついでにゲームもできるようにしたいということであれば、グラフィックボードも載せたい、という人もいると思います。

そこそこのグラフィックボードを載ると10万円ちょっとくらいになると思います。


ちなみに、私は2019年に以下の構成でグラフィックボードのPCをSTORMで買いましたが、税込み10万5808円でした。

・Windows 10 Home 64bit DSP プリインストール ※OSメディア(DVD)付属

・Intel Core i5-9400F(6コア/6スレッド 2.9GHz 9MB TDP65W 内蔵グラフィック無し)

・マザーボード、MSI B360M GAMING PLUS(Micro-ATX,USB3.1,有線LAN,M.2 Socket,メモリ2枚まで)

・メモリ crucial 16GB(8GBx2) DDR4-2666/PC4-21300

・グラフィックカード GeForce GTX 1650 4GB

・ストレージ SSD 1TB(SATA-6Gb/s)

・電源 CWT製750W 80PLUS GOLD電源

・保証 STORM安心サポート追加パック / スタンダード 標準1年間保証+2年間のサポート

タイトルなし




今のところこのPCでDTMをやっていて困ったことはないですし、ゲームもヌルヌルと動いています。

パーツも市販のものを組み合わせているので、万が一どこかが故障しても、部品を手に入れられれば安く修理することができます。(今のところ不具合はありません。)

欲を言えばストレージは2TBあったら良かったなと思いますが、外付けのSSDを買えば良いので、特に問題はありません。

スペックが足りるか心配な人は、CPUをi7に、メモリを32GBにしておくと良いと思います。





「STORM」の残念なところは、ノートPCの取扱いがない点です。

DTMをやる場合、スペックや拡張性のことを考えるとデスクトップのほうが良く、高スペックのものを安く手に入れられるのですが、PCを家の外に持ち出して録音をする時のことを考えると、ノートPCのほうが便利です。

とはいえ、私はあまり外で録音をすることがないですし、録音するだけならスペックの低いノートPCやiPadでも可能なので、デスクトップのほうが総合的に見ると良いと思っています。


それでも、やっぱりノートPCが良いという人は、マウスコンピューターがコスパが良いと思います。

●マウスコンピューター